【K-1】19歳・大雅が日本トーナメント制覇
▼第13試合 K-1-60kg日本代表決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
○大雅(TRY HARD GYM/元Krush -55kg王者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●卜部功也(K-1ジム・チームドラゴン/前K-1 WORLD GP -60kg王者)
※大雅がトーナメント優勝、日本代表の座に。
K-1-60kg日本代表決定トーナメントの決勝戦は、戦前の予想通り大雅と卜部の優勝候補同士の顔合わせとなった。大雅は1回戦、準決勝ともに1RでKO勝ちと圧倒的な強さを見せ付け、卜部は1回戦こそ判定勝ちだったが準決勝ではKO勝ちを収めての決勝進出。
1R、卜部は左ストレートを伸ばす。大雅は一気に襲い掛かってパンチをまとめ打ち。左フックが卜部を捉える。凄まじい勢いで襲い掛かる大雅の勢いに卜部は押され気味で左フックの連打をもらう。卜部は前の試合から腫れていた左目の腫れがさらにひどくなる。
2R、チャンスと見るや一気に襲い掛かって連打を見舞う大雅に場内は大きく沸く。卜部はジャブを突き、大雅が出てくるところへヒザ蹴りを合わせた。大振りだが速いフック、ボディブローを放つ大雅。しかし、ヒザを合わせられてからはあまり前に出てこなくなった。
3R、お互いのパンチとヒザが空を切る中、大雅の右フックがクリーンヒット。お互いにディフェンスが上手くなかなかパンチがヒットしないが、残り50秒で卜部の左ストレートがヒットすると、大雅が突進してボディと顔面にパンチを当てる。勢いのある攻めを見せる大雅に卜部も左ストレートから右フック。
最後はロープを背負った大雅が「打って来い」と挑発し、その場で両者足を止めての打ち合い。卜部の左ストレートがヒットした。
勝敗は判定に持ち込まれ、判定3-0で大雅が勝利。9月に開催される世界一決定トーナメントの出場権を獲得した。
大雅はマイクを持つと、「格闘技面白いんで一緒に盛り上げてください。9月の世界トーナメント、日本を代表して世界と戦っていけるように頑張ります。これで終わりではないのでまた応援お願いします」と、世界トーナメントへ向けての意気込みを語った。
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